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6.222017
やっぱりセパレーター(仕切り板)が必要
やっぱり必要でした。
先日もう小競り合いはエサの取り合いと思っていましたが、
ディスカス達の行動は日に日に酷くなってきました。
特にこの3匹のディスカスがやたらと強いです。
ラフレシア レッド・ディスカス
イエローラフレシア・ディスカス
名前は判りません。
この3匹をとりあえず当分の間どうにかしなければと思い
セパレーターを自作することにしました。
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用意したアイテム
先日も書いていましたが、100円ショップで購入してきたアイテムは
以下のようなアイテムです。
左上から
- 結束バンド170本入り
- 穴あき吸盤小4個入り
- 園芸用の大きい鉢底ネット3枚入り
- レールファイルA4サイズ3枚入り
レールファイル以外は100円ショップダイソーで購入しました。
私の近くの100円ショップには、レールファイルがダイソーに無かったので
Seria(セリア)という100円ショップで購入しました。
製作を始めます、でも1度目は失敗
まずは失敗談から見てください。
園芸用の大きい鉢底ネットの切断から行います。
私が使用している60cm槽は、テトラ「グラスアクアリウムGA-60T」という水槽です。
大きさは幅60×奥行き30×高さ40cmのハイタイプなのですが、鉢底ネットを
水槽に当てて現行合わせを行ってみると、1枚半で足りそうでした。
まずは1枚を半分に切ってみます。
この鉢底ネットは簡単にハサミで切れますので、作業も楽です。
そして水槽の奥行きに合わせサイドを切ります。
次に1枚をそのまま使用するほうの鉢底ネットのサイドも切ります。
一応この時は端から3マス切っています。でもこれは失敗なので
参考にはなりませんが...成功例は下記に記載しています。
なぜこの時に3マス鉢底ネットのサイドを切ったかというと
上の写真のように鉢底ネットに吸盤をピッタリと付けて結束バンドで固定すれば、
そのまま水槽に吸盤を吸いつけることが出来ると思ったので、3マス切っています。
さて次は吸盤を鉢底ネットに取り付けていきます。
取り付けると言っても、結束バンドで結び付けるような感じですが。
上の写真のように吸盤の穴に結束バンドを通し、鉢底ネットの穴にも通します。
あとは結束バンドを締め、吸盤の出っ張りと鉢底ネットをピッタリ付くように固定しました。
次に先ほど半分に切った鉢底ネットと1枚物の鉢底ネットを2マスダブらせた形で
結束バンドでつないでいきます。
結束バンドの余分な部分を切って、これで完成!
意外と結束バンドでつないでいくだけなので、簡単に作業は終わりました。
出来あがった自作セパレーターは思ったよりしっかりしていて
これなら上の写真に写っている、レールファイルは使わなくて済みそうです。
※失敗作の話ですので、成功例の話の時にレールファイルの使い方は説明します。
そして水槽の中に取り付けを行ってみます。まだディスカス達のより分けは行っていません。
とりあえず出来あがったセパレーターがうまく設置できるかのテストです。
先ほどの製作方法で、水槽の奥行き、高さ的には全く問題なく設置出来ました。
ん~なかなかいい感じ!と思っていました。
が、しかし!
私の思った製作方法では欠陥があったのです。
上の写真の赤の矢印部分、ここは吸盤の出っ張りのため隙間があいているのですが
これぐらいの隙間ならディスカスは通り抜けれないだろうと思っていました。
しかし、この隙間は誤算でした。
隙間の寸法は約1.3cm、これだけの隙間でディスカスは、すんなりとすり抜けてくるのです。
我が家のディスカスはまだ小さいということもあり、余計にこの隙間でも簡単に通り抜けてきます。
これはダメだ!ってことで完全に失敗作となってしまいました。
通り抜けれるようなセパレーター(仕切り板)は意味ないですもんね~(笑)
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製作やり直し、今度は成功!
ということで、もう一度、製作のやり直しです。
今度は成功しましたので、ゆっくりとご覧ください。
先ほどの失敗作では、3枚入りの鉢底ネットを一枚半しか使用しなかったので
もう一つセパレーターを作ることが出来そうでホッとしています。
では先ほどと同じような方法で製作を行ってみたいと思います。
但し今度は、レールファイルも使用します。
まずは鉢底ネットの半分のほうを水槽の奥行きとレールファイルを
使用することを見越して、サイドの部分を切りました。
レールファイルはどのように使用するかといいますと...
上の写真を見ていただければお分かり頂けると思いますが
ファイルの背表紙になる白い棒をファイルから抜き取って、
白い棒の部分だけ使用します。
抜き取った白い棒は、上の写真のように鉢底ネットの端にファイルに
入れていたように差し込み使用します。
ではもう一枚の鉢底ネットのサイドを切断します。
今回は4マス切っています。
上下の鉢底ネットを結束バンドでつなぎます。
失敗作の時は2マス重ねてつなぎ合わせましたが、今回は重ねずつなぎます。
なぜかと言うと、今回はレールファイルの白い棒、レールをサイドに入れますので
鉢底ネットを重ね合わせていると入りにくいからです。
そしてレールファイルの白い棒、レールと鉢底ネットも結束バンドで固定し
結束バンドの要らない部分をハサミでカットして終了です。
上の写真でセパレーターの最下部を少し空けているのは60cm水槽に一緒に飼っている
コリドラス対策です。
私のディスカス水槽には底砂(田砂)を敷いていますので、白い棒のレールを少し
底砂に差し込み、鉢底ネットと底砂の間に空間を作りコリドラスが行き来できるように
しようと思ったからです。
コリドラスが行き来するぐらいの空間(隙間)ならディスカスは寝た状態でくぐり抜ける
事になるので、すり抜けてくることはないと思います。
最後に吸盤の取り付けを行います。
失敗作の時は水槽の景観を保持するために鉢底ネットに吸盤をピッタリとくっつけ、
セパレーターを貼り付けるつもりでしたが、それが失敗のもと!となってしまいました。
吸盤の出っ張り部分、上の写真の赤線部分が隙間を作る原因となり
ディスカスがすり抜けてしまいました。
ですので今回は、鉢底ネットは水槽の奥行きギリギリまでカバーするように
サイズカットして、吸盤は鉢底ネットと結束バンドでつないではいますが、
ぶらんと垂らしたような状態で取り付けました。
これで左右どちらにでも動く吸盤となりましたので、隙間はほとんどなく
そして固定も可能な状態になりました。景観的には吸盤がセパレータとして使う
鉢底ネットから外れた位置に取り付けることになりますので、少し損ないますが
隙間を通るディスカスの侵入を防ぐには仕方がないですね。
吸盤を四隅に取り付け、これで完成としました。
さてもう一度セパレーターの進水式です。
今回はうまくいきました。イエローラフレシア・ディスカスもセパレータまで
近寄ってきますが、くるっと反転して戻ります。
隙間もほとんどありませんので、すり抜けてくることはありません。
口でつつくような動作はしますが、すり抜けれないことは分かったようです。
あとはセパレーター最下部の調整です。
調整といってもコリドラスが通り抜けれるぐらいの隙間を作るだけですが、
一番大きなコリドラスがギリギリ通り抜けれる位の空間を作りました。
ですが、私の飼っている一番大きなコリドラスは結構、体高があるので
これはディスカスが横になると通り抜けれるな~って空間になってしまいました。
そして上の写真に写っている「スドーかくれ流木」を使い、セパレーターは底砂
ギリギリまで落とし、かくれ流木の穴のところは底砂を深めに掘り、コリドラスが
行き来できるように空間を狭めました。
でもコリドラスの事ですので、いつの間にか他の場所の底砂を掘っていることも
あるかも分かりません。水替えや掃除のときに底砂も手入れしてやる必要がありますが、
今のところコリドラスの行き来は頻繁にありますが、セパレーターで分けたはずの
ディスカスが、あれ?入っているって言うような侵入は防げています。
自作セパレーターを付けて約1週間
自作セパレーターを取り付けてから約1週間が経ちました。
セパレーターは活躍してくれています。
位置的には左側から35cmぐらいのところで仕切っています。
当初は向かって左側エリアにラフレシアレッド・ディスカス、
イエローラフレシア・ディスカス、名前の判らないディスカスと
エサをよく食べていた6匹を入れていて、それ以外のエサを食べなく
あまり動かないディスカス4匹を右側エリアに入れていました。
でもここ最近よく見ていると、右側エリアに入れていたディスカスが
さらに動かないような状態になったように思うので、左側の広いエリアと
場所替えを行いました。
エリアを変えてからもあまり行動が変わったわけではありませんが
水槽の背面バックスクリーンをずっと眺めている姿からは反転し
前は向くようになったような気がします。
ゆらゆら優雅に泳ぐ姿になるまでには、エサ食いも良くなってほしいですし
まだまだこれからいろいろな策を講じていかなければならないような気がします。
一難去ってまた一難って感じで、ディスカスってなかなか難しいですね~
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