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6.202017
コリドラス・ステルバイが産卵
今日昼過ぎに家に戻ってみると、ふとガラス面に異物を発見。
「こんなゴミ付いていたかな~?」
「2日前にガラス面を磨いたはずなのに」
と思いながら水槽内を見渡すと、外掛けフィルターのストレーナーに
卵が引っ付いているではありませんか!
多分コリドラス・ステルバイが産卵したんだと思います。
見つけてからは大変!早く産卵箱の設置を~と急いで設置した
一部始終をご覧ください。
ページ内目次
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卵を見つけた場所は
冒頭で書いたように、多分コリドラス・ステルバイが産卵したのだと思います。
先日から思っていたのです。
やけに最近体長も体高も大きくなってきたなぁ~
成魚になったからなのか、もしかして妊娠?そんなふうに思っていました。
でもコリドラスの妊娠でよく耳にするのが、5匹程度飼っているとペアになりやすい。
少ない数だとペアになる確率は悪い。などと聞いたことがあります。
私の水槽で飼っているコリドラスは、現在、コリドラス・ステルバイが2匹
コリドラス・パンクが3匹、コリドラス・ハブロースス1匹です。
そんな数で?それに種類も違うし、コリドラス・パンクなんかは導入後
約2週間ちょっとしか経っていません。5匹と言えば5匹なんですが...
ですので成魚になった証しかな?と思っていました。
しかし今日の朝、コリドラスを見たとき、なんか泳ぎ方も変だしお腹のあたりも大きいような...
そんな風に見えてはいたのですが、まさか今日、それも外出している間に産卵してるなんて!
その他この水槽に飼っているのはディスカスなので、この卵の色、形は
コリドラスのものだと思います。
そして産み付けていたのは、外掛けフィルターのストレーナー部分。
こんなところにコリドラス以外、卵を産まないと思いますので
十中八九、間違いなくコリドラス・ステルバイです。
産卵していたのは嬉しいことでしたが、ここからが忙しかった!
コリドラスって親魚が卵を食べてしまいますよね。
以前何も知らなかった頃、これはコリドラスの卵だ!と判ってから
そのまま放置していたら、翌日には見る影もなく、全て食べつくされていました。
今回も既に食べられているんではないかと思うのが上の写真の白い物体。
ガラス面にベタッと引っ付いてユラユラもしない。これは食べられていると思います。
さらに産卵した数が少ないような気がします。
産卵BOXに移す際に、卵の数を数えてみると「4個」!たった4つです。
コリドラスは卵を産む際、もう少し数を生むような印象がありましたが
今回はたったの4つでした。もう食べられてしまったのか?
それでも今ストレーナーに付いている卵を早く産卵BOXに移さなきゃ。
ということで産卵BOXをすぐに設置しました。
産卵BOX設置
何かのためにと思ってどこで購入したかも覚えてない産卵BOX。
このタイプは今はもう販売されていないようですが、やっと出番がきました!
この産卵BOXはニチドウ「ベビー・ボックス」という名称です。
大きさは約、幅14cm×奥行き10.5cm×高さ11cm程度の産卵BOXです。
ベビーボックスは4つの吸盤でボックスの枠を水槽内に貼り付け
その枠に本体のボックスを引っ掛ける様な状態で使用する産卵BOXです。
本体のボックスには左右どちらにも取り付けられる、エアストーンと
ちっちゃなフィルターが付いています。
このベビーボックスの大きさからすると、これぐらいのフィルターで
十分なのでしょうね。
中には上の写真のような部品も入っています。
グッピーやプラティなどの卵胎生メダカ用の、生まれたばかりの稚魚がV字仕切板の下に
退避できるようになっている部品と、同時に親魚を2匹入れることのできる仕切板も付いています。
今回はこのV字仕切板も親魚の仕切板も使用しませんので、とりあえず直しておきます。
今回は上の写真のような形で使用したいと思います。
(蓋が写っていませんいませんが、蓋もあります)
上の写真のように水槽内に吸盤で取り付けます。
そしてベビーボックス本体をゆっくり水槽内に沈めて、先ほど取り付けた枠に
引っ掛けます。これで終わりです。簡単です。
エアレーションなどはあとから考えるとして、まずは卵を隔離しないと!
水槽内から卵を隔離
これからストレーナーに付いたコリドラスの卵を外して、ベビーボックスのほうへ
移すのですが、以前読んだことのある内容では、卵はカビることが多いので
一つずつ、分離させて隔離させたほうがいいとのこと。
分離させる時に割ったりしないか少々不安ですが、今回は行ってみようと思います。
ストレーナーに付いたコリドラスの卵を一つずつ、ピンセットで外していきます。
少し怖がっていた私ですが、結構綺麗に外れるもんですね。
意外と割れにくそうなカラに覆われているので、ピンセットで引き剥がしても
つぶれることはなさそうです。
それに一度ピンセットでつまむと、粘着性の物質が卵の表面にあるのか
ピンセットのどちらかの先に付いたままになっています。
しかし気をよくして卵をストレーナーから外していると、やってしまいました。
一つ落としたみたい...(泣)
もうどこへ行ったか分かりません!
底砂が田砂なので余計に同化して、底を探しても肉眼では発見できず3個になってしまいました。
一つずつ分離させたコリドラスの卵は、粘着性を活かし私が観察しやすいように
ベビーボックスの突起部分に貼り付けてみました。
これで次回からの写真撮影も簡単に行えそうです。
そして全ての作業が完了しました。
エアレーションも一応行い、ボックスの底には細かい網を敷きました。
ボックスの底には細長い穴がありますので、コリドラスの稚魚がどのような
大きさなのかも知らない私なので、一応、網を引いておきます。
要らなければすぐに取れますので、念のためです。
外出から戻り、卵を発見!急遽産卵BOXを用意しセッティング。
休む暇なく動いたので疲れました。(笑)
ベビーボックスに付いていたエアストーンにもエアーを送り
ちいさいフィルターも装着しましたので、これで様子を見たいと思います。
コリドラスの孵化日数を調べてみると、3日~6日位と書かれていましたので
明後日以降にはベビーコリドラスが見れるでしょうか?
また変化があればレポートします。
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コリドラスの卵:2日目
2日目のコリドラスの卵です。
昨日は卵を隔離してから2日目になります。
乳白色の卵には特に変化はありません。
カビているような感じもしないし、色の変化もありません。
コリドラスの孵化は初めてなので、色とカビぐらいしか分かりませんが
また変化がありましたらレポートします。
コリドラスの卵:3日目
コリドラスの卵、3日目の様子です。
あ~ダメだ!
これはカビが発生している!
どうしたらいいのか分かりません。ネットで検索してみると...
メチレンブルーという薬液を使うと良いみたいです。
動物用医薬品 観賞魚用魚病薬 メチレンブルー | |
観賞魚用魚病薬 ニチドウ メチレンブルー水溶液 | |
出典:チャーム楽天市場店販売ページより |
メチレンブルーって多分↑これのはず??
効能・効果に鑑賞魚(金魚、錦鯉、淡水性熱帯魚)
白点病・尾ぐされ症状、水カビ病の治療と記載されています。
使い方は、プラケースに卵を移し(卵は個別に外した状態)そしてメチレンブルーを
極薄くたらしエアレーションをするようです。
その他いろいろ読んでみると、カビ防止にはカルキを抜いていない水道水もいいみたいです。
あーもう少しちゃんと読んでおけば良かったです。(泣)
もう一日様子を見ようと思いますが、今回はダメかもしれないですね。
コリドラスの卵:4日目
コリドラスの卵、4日目の様子です。
完全にカビてしまいました。
もう1日このまま置いておこうと思いますが、もう孵化は望めそうにないですね。
次回、卵が産みつけられた時用に、メチレンブルーなども用意しておこうと思います。
コリドラスの卵:5日目
4日目でもう終わりにしようと、産卵BOXも片付けようと思いましたが
なんとなくしのびなくて、そのままにしていました。
もうここまでくると、5日目の卵も4日目の卵も見分けがつかないぐらいです。
拡大で写真を撮影してみました。
カビてしまうとこんな状態になってしまうのですね。
コリドラスの卵:6日目
ここまで置いておくとなんか1週間だけ、1週間だけと思ってしまいました。
孵るはずないのは判っていますが、なんかかわいそうで...
上の写真が6日目の写真です。
卵は何も変わりませんが、産卵BOXがたった1週間で茶色がかってきています。
汚れるのは早いですね。
妙なところに感心してしまいました。
コリドラスの卵:7日目
ここまで見ると諦めがつきました。
1週間も経つと上の写真のような状態になってしまうのですね。
卵ももう小さくなっています。
今から産卵BOX撤収します。次回に期待です。
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