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11.152018
アクアスケーピンググルーでモスボール製作

多分、1年ぐらい前に購入したと思うジャイアント南米ウィローモスが
ずっと放置していたら、えらいでかさになってしまいました。
購入した時は上の写真のような状態でしたが、いまは下の写真のように...
途中、一度はトリミングはしていますが、トリミングが苦手な私は
うまくできたのかどうだか分からない状態で、また放置育成していました。
トリミングのページはこちら ⇒⇒⇒
その後どのようになったかと言うと、上の写真、もうどこから手を付ければ
いいのか分からない状態です。それにこれだけの量はいらな~い!
私が今使用している水槽は、コトブキ工芸のアーク500水槽ですので
置き場所もないような状況です。
そこで、チャームさんが販売しているウィローモスボールを自作してみようと思います。
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出典:チャーム楽天市場店販売ページより |
これだけ大きくなってしまったジャイアント南米ウィローモスも、もともとチャームさんで購入した
ウィローモスボール。これから作っていくウィローモスボールもワサワサ茂ってくれると思います。
ではチャームさんの真似をして作ったウィローモスボールをご覧ください。
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大きくなったジャイアント南米ウィローモスを解体
まずは大きくなってしまったジャイアント南米ウィローモスを解体します。
先ほどは側面からのジャイアント南米ウィローモスを見ていただきましたが
上の写真は、上部から撮影した写真です。
ワサワサになりすぎて、奥のほうは光が届いていないんじゃないか?と
いった感じになっています。
水草植栽用のピンセットでジャイアント南米ウィローモスを触ると
上の写真のように、もともとウィローモスが巻き付けられていた石が顔を出しました。
ジャイアント南米ウィローモスで隠れていた、自作したウィローモスボール置き台と
テラコッタの小さい鉢も出てきました。
ジャイアント南米ウィローモスから土台となっていた石を外してみました。
よくぞこんなに小さい石に、これだけのウィローモスが引っ掛かるようにして
付いていたものだと感心します。
でも外したジャイアント南米ウィローモスを見て、外してみると以外に
少なく見えます。密集しているので多く見えていただけなのかな??
光があまり届いていないかと思っていたジャイアント南米ウィローモスですが
あまり茶色くなったウィローモスもなく、綺麗なグリーンの葉が多いです。
観察はこれぐらいで、次はウィローモスボールの製作に移りたいと思います。
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ジャイアント南米ウィローモスボール製作
ではウィローモスボールの製作に移りますが、先ずは用意したものをご覧ください。
用意したものは、
- ジャイアント南米ウィローモス少々
- 小さな石
- 小さなテラコッタの鉢
- ハサミ
- アズー アクアスケーピンググルー
小さな石は、以前チャームさんで巻き付けた系の水草を購入して、それが枯れてしまったり
育てるのをやめてしまった水草から取っておいていた石です。
この石は、うまくテラコッタの鉢に乗っかってくれるので重宝します。
そして小さなテラコッタの鉢も、チャームさんで購入したプチ素焼き鉢水草に
付いていたもので、その水草をやめた時に綺麗に洗って取っておいたものです。
ではハサミを使って、ジャイアント南米ウィローモスを小さめに切っていきます。
一応用意した少々のウィローモスを全て切りましたが、小さな石の台には
こんなに要らなかったですね、余ったらどこかにストックしておこうと思います。
最初は切ったジャイアント南米ウィローモスを石に乗せ、釣り糸(テグス)を使って
巻いていこうかと思ったのですが、石は丸い形状のものですのでどうも巻きづらい...
そこで、また何かに使用することもあるかと先日買っておいた
アクアスケーピンググルーを使用することにしました。
初めて使うアクアスケーピンググルー
YouTubeなどを見ていると、アズーアクアスケーピンググルーを使って、
水草などを装飾している動画を見かけます。
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出典:チャーム楽天市場店販売ページより |
こんな面白い用品があるんだ~って思って、いつか使うことがあるかもしれないと
以前購入していたアクアスケーピンググルーを初使用したいと思います。
もうご存知の方も多いかもしれませんが、アクアスケーピンググルーは
水中・水分で接着可能なグルー(接着剤みたいなもの)です。
水草のレイアウト、モスを岩や流木に付けたり、各種DIYにも活躍!となっています。
でも各種DIYにも活躍!って何に使えるんだろう??
私は水槽でしか使用しないので、まぁそれはさておき、モスボールを作ってみます。
アクアスケーピンググルーは4gのものが2本入っています。
一本を取り出しフタを取ってみると、上の写真のようになります。
左から「上蓋」→「グルーが出てくる部分」→「リングカバー」→
「チューブ本体」に分かれます。
そしてチューブ本体を見てみると、開封されておらずグルーが出てくる状態ではありません。
ん?自分で穴を開ければいいのかな?と説明書を見てみると...
上の写真の「リングカバー」を取り除き、もう一度蓋を締め止まるところまで締めこむと、
先ほどのチューブ本体の上部に穴があき、グルーが出てくる状態になります。
グルーが一般的な接着剤のように出てくるようになりましたので、石に塗ってみます。
石に塗ったグルーは上の写真のような状態です。
石に塗ったグルーを、つまようじでまんべんなく延ばします。
まだこの状態の時はグルーは固まっていません。
なぜなら、このグルーは水分で硬化するタイプのグルーなので
水分がなければ硬化が始まらないようです。
では水分の付いた先ほど切ったジャイアント南米ウィローモスを貼り付けていきます。
ペタペタとグルーを塗った部分にウィローモスを貼ってみると、なんともすごい!
水分が付いているものだと、グルーがすぐに硬化を始めウィローモスも全く外れることがありません。
素手でペタペタ貼り付けていたので、指に付いたウィローモスを取ろうとしたら接着されていました。(笑)
上記のような感じですぐに硬化も始まり接着されましたが、念のため数分、石を水の中に沈めておきました。
これで完全に石とウィローモスは外れないようになっています。
私の説明では不足な部分もあると思いますので、メーカーさんが使い方をYouTubeに
アップされていましたので、こちらもご覧ください。アズー公式サイト ⇒⇒⇒
そして、2つのジャイアント南米ウィローモスボールが完成です。
土台の石がチャームさんの品物なので同じなのは当たり前ですが、
チャームさんのウィローモスボールみたいになっていると思いませんか?(笑)
最初は釣り糸(テグス)で巻こうと考えていたウィローモスボールでしたが
アクアスケーピンググルーを使用して良かったです。
丸い形状の小さい石は、釣り糸で巻いていくと滑りやすく
引っ掛かる部分も無いので巻きにくかったように思います。
アクアスケーピンググルーなら付けたいところに、グルーを塗っておくだけで
ピンポイントで水草を付けることができ、思い通りに水草をレイアウト出来ると思います。
こんなに便利なモノ、早く使っておけば良かったと思いました。

アクアスケーピンググルーの気を付けたい点
アクアスケーピンググルーを使用する際、気を付けたい点があります。
それはグルーに水分が付着すると白く変色します。
グルーの成分上仕方のない事だと思うのですが、水草をレイアウトしたの中に
上の写真のようにグルーを塗って、水に浸ける前と浸けた後では色が変わります。
そしてこの白は水槽の中へ沈めると結構目立ちます。
緑や赤系の水草の中に見える白は意外と景観を損ねるような感じがします。
今回はウィローモスでほとんど隠れるので適当に塗りましたが、気になる方は
出来るだけグルーがはみ出さない様に気を付けたほうがいいかもしれません。
いま石に付けたばかりで心配することではないのですが、外す時はきれいに
外せないんだろうな~白く変色したグルーが石に残ってしまうような気がします。
その時、この石は捨ててしまわないといけないのかな?その辺りはまだ分かりませんが
またウィローモスを外す時が来たらレポート出来るように覚えておきます。
自作した、ジャイアント南米ウィローモスボールは上の写真のように仮配置しました。
今度は綺麗な形になるように、早い段階から苦手なトリミングですが行っていこうと思います。
ちなみに残ったジャイアント南米ウィローモスは、水草ストックプラスチックケースで
育成しています。でもいつ使うことがあるのか、自分でも分かりませ~ん!(笑)
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