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コリドラス稚魚用にサテライトL設置

スドーサテライトL外掛式飼育ボックス設置

コリドラス・ステルバイが産卵し、孵化して約1ヶ月が経ちました。
孵化した稚魚達は20匹程度いましたが、現在15匹となってしまいました。
しかし、糸のように細かった稚魚達もだいぶ大きくなりました。

少し成長してきたコリドラスの稚魚達

現在は100円ショップで購入してきた虫カゴを水槽にして稚魚達の成長を見守っていますが、
底砂も敷いていないベアタンク水槽だとエサを探しているときなど滑っているような
泳ぎを見かける時が多々あります。

その姿を見ていると、コリドラスはやはり底砂があったほうが本来の姿なのかな?
でも大きくなってきたとはいえ、まだまだ小さい稚魚。親魚と一緒の水槽に泳がすのは
無理なような気がします。

そこで今回、昔使って仕舞い込んでいた「スドーサテライトL外掛式産卵飼育ボックス」を
使用してみようと引っ張り出してきました。

サテライトL
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

サテライトL外掛式産卵飼育ボックスは、親水槽(例えば60cm水槽など)に引っ掛け、
親水槽の飼育水を供給しながら稚魚などを飼育するサブ水槽のようなものです。

サテライトL外掛式産卵飼育ボックスの設置の様子をご覧ください。

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部品は全て揃っていたっけ?

引っ張り出してきたサテライトL外掛式産卵飼育ボックスは部品が全て揃っていただろうか?
1年以上使ってないと、どんな部品だったかほとんど忘れていますね(笑)

サテライトL外掛式産卵飼育ボックス

確か部品は

  • 本体
  • 排水スリットプレート
  • L字パイプ
  • ストレートパイプ
  • 吐出口キャップ
  • フレームレス水槽用アタッチメント
  • エアボリューム
  • ストレーナー
  • パラレルアジャスター
  • 仕切り板

上記のような部品が必要だったと思います。

仕舞っていたサテライトLの中を見るとほぼ揃っているような。
上の写真のサテライトLには入っていない部品も確か別のケースに置いていたような...

とりあえず組み立ててみないと分からないので、まずは組んでみたいと思います。

組み立て開始~ストレーナー部分

まずはストレーナー部分の組み立てです。

サテライトLのストレーナーなどの部品

L字パイプの先に吐出口キャップをつなぎます。
L字パイプのOリングがはめてあるほうにストレーナーを挿します。
そしてストレーナーのキャップを下側につなぎます。
最後にストレーナーのキャップにエアーチューブをつなぎます。

サテライトLにストレーナーを付ける サテライトLにストレーナーを付ける

本体に取り付けた後の写真ですが、ストレーナー部分は上の写真のようになります。

パラレルアジャスター

さて次の部品はパラレルアジャスターです。

サテライトLにパラレルアジャスターを付ける

この部品は、サテライトL外掛式産卵飼育ボックスと水槽を垂直に保つための部品です。

サテライトLにパラレルアジャスターを付ける

パラレルアジャスターにはいろいろな角度が作られていますので、パラレルアジャスターを
回しながら、ご自身の水槽とサテライトL本体が、上の写真のように垂直に保てられる位置に設定します。

サテライトLの飼育水の流れ

サテライトL外掛式産卵飼育ボックスの飼育水は、水槽からの飼育水をリフトアップさせ
サテライトLのボックス内へ汲み上げる方式が採られており、サテライトL内に溜まった飼育水は
また水槽内へ流れる落ちるようになっています。

ですので、パラレルアジャスターの位置を決める時、少し水槽側へ前屈みになっても問題ないと思います。

フレームレス水槽用アタッチメント

次はフレームレス水槽用のアタッチメントです。

サテライトLフレームレス水槽用アタッチメント

この部品は出っ張りがある面とない面があり、どちらの方向に取り付けても取り付きます。

サテライトLフレームレス水槽用アタッチメント取り付け

しかし、いまだにどちら向きが正解なのか分からないのですが、私が考えるのには...

サテライトLの取り付け向きに関すること

上の写真で説明すると、サテライトLには約2Lの飼育水が貯まり2kg強ぐらいの重さがあります。
アタッチメントが水槽ガラス面内側に当った時、水色の方向に力が加わりますので、
アタッチメントのツバ(緑線の部分)がサテライト本体に設置しているので、支えになっているのではないか?
そんなふうに考えています。

合っているかどうか分かりませんが、アタッチメントのツバは水槽内側に向かうように取り付けています。

排水スリットプレート

では最後に飼育水が水槽内へ流れ出る排水部分の排水スリットプレートの取り付けです。

サテライトL排水スリットプレート2穴、4穴

排水部分のスリットプレートの標準付属品は、上の写真のようなプレートが2種付属しています。
2穴のタイプと4穴のタイプです。4穴のタイプはスリット部分が細いのですが、2穴タイプのものは
稚魚が逃げ出すのではないかと思うぐらいに、隙間が空いています。

サテライトL排水スリットプレート4穴を本体に取り付ける

排水部分のスリットプレートを設置すると上の写真のようになります。

サテライトL排水口に取り付けるグレードアップ商品

今回はコリドラスの稚魚用のサテライトLの設置で、コリドラスの稚魚もまぁまぁ大きくなっていますので
4穴タイプを使用すれば問題ないかと思われるのですが、サテライトLを設置する親水槽はディスカスが
泳いでいますので、もし逃げ出したら食べられてしまう可能性も...ですので上の写真のような
サテライトのグレードアップ商品を使用したいと思います。

サテライトグレードアップセットⅡ
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

排水口部分のグレードアップ商品は、メッシュのネットで稚魚などの逃げ出しを防止してくれるもの。
グレードアップ商品にはメッシュのネット2枚と、サテライト本体に取り付けるためのプラスチック製の
長方形の枠が入っています。

サテライトL本体にグレードアップ商品を取り付ける

サテライトL本体に取り付けると上の写真のようになり、先ほどの排水スリットプレートより
稚魚の逃げ出し防止には、断然こちらのほうが防げる設計となっています。

これで全ての部品が取り付きました。
長いこと使用していなかったサテライトL外掛式産卵飼育ボックスですが、全ての部品が揃っていて
早速立ち上げることが出来よかったです。

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完成~飼育水を入れ稼働

サテライトL外掛式産卵飼育ボックスの組み立てが終わりましたので、飼育水を入れて稼働したいと思います。

サテライトLを親水槽へ仮設置

サテライトLを親水槽へ仮設置すると上の写真のような感じになります。

サテライトL親水槽に仮設置横から

横から見ると、上の写真のような感じです。

エアーチューブを接続しエアレーションを行えば、リフトアップで飼育水がサテライトLへ注入されるのですが
その前に、今回はコリドラスの稚魚用ですので底砂も敷いておきたいと思います。

サテライトLストレーナにエアーチューブを接続

上の写真の赤丸部分にエアーチューブを接続し

サテライトL本体にエアーチューブを通す

上の写真、サテライトL本体にエアーチューブを通し(赤丸部分)、流量調整用の一方コックを接続し
エアレーションします。

サテライトLに親水槽の底砂、田砂を敷く

底砂は、親水槽になる60cm水槽の田砂を採ってきました。
短い水草ハイグロフィラポリスペルマがありましたので、ワンポイントに少し植えてみました。

サテライトLにコリドラスの隠れ家を置く

そしてコリドラスの隠れ家用トンネルも置いて、ちょっと寂しかったので25cm水槽で泳いでいた
ボララス・ウロフタルモイデスを入れてみました。
このボララス・ウロフタルモイデスだったら、コリドラスの稚魚にもちょっかいは出さないのでは?

サテライトL外掛式産卵飼育ボックスの設置はこれで完成!です。

サテライトLの音の問題

サテライトL外掛式産卵飼育ボックスは親水槽から飼育水を供給しますが、リフトアップされる時の
音が意外と耳につきます。

サテライトL飼育水リフトアップの音

文字にすると「ポコッ、ポコッ」流量を上げると「ボコッ、ボコッ」といった音がします。
この音が耳につきだすと、個人的にはものすごく気になってきて、最終的には雑音に聞こえます。

もし、私と同じように音が気になる方がいらっしゃったら、流量で調整を行ってみてください。
エアレーションの流量を取り付けた一方コックで調整すると、音は気にならなくなります。

その際、親水槽からリフトアップされる飼育水の量は若干減ってしまいますが、飼育する熱帯魚などが
死んでしまうようなことはないかと思います。

私は音が気になるほうですので、少なめの飼育水の供給となっていますが、それが原因で
熱帯魚が死んでしまったことはありません。もし音が気になる方がいらっしゃったら、一度試してみてください。

サテライト飼育ボックスの種類

最後にサテライト外掛式飼育ボックスの種類を紹介します。
サテライトには今回紹介した大きいボックスから小さいボックス、薄いタイプのもや
グレードアップ品など、多種多様なタイプが発売されています。

サテライトL
サテライト
サテライトS
サテライトスリムM
サテライトスリムS
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

大きさなどは

  • サテライトL:(約)W27×D15×H14cm 容積2L
  • サテライト:(約)W17×D13×H13cm 容積1.2L
  • サテライトS:(約)W13×D10×H13.5cm 容積0.7L
  • サテライトスリムM:(約)W21×D6cm
  • サテライトスリムS:(約)W13×D6cm

上記のような寸法となっています。

またグレードアップ商品には

サテライト グレードアップセット
サテライト グレードアップセット2
出典:チャーム楽天市場店販売ページより

上記のような商品が発売されています。

その他サテライト飼育ボックスには各部品も個別に販売されていますので、もし無くしてしまった!
破損してしまった!なんて時にも本体を買い直す必要がなく、コストを抑えることも可能ですね。

サテライト各種

サテライト飼育ボックスの部品は共通部品も多く、LでもSでも使用できる部品もたくさんありますので
いろいろな大きさのサテライトを持っていれば流用できるので、その辺りも便利かもしれませんね。

サテライト1.2L:追記8月31日

サテライト飼育ボックス1.2Lバージョンも仲間入りしました。
「L」よりも横幅が約10cmほど少ない飼育ボックスです。

下記のURLにレポート書きましたので、よろしければご覧ください。
サテライト飼育ボックス1.2L ⇒⇒⇒

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