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60cm水槽台に25cm水槽を置く水槽台製作

25cm水槽台自作

余った水草を育成するために購入した、コトブキ工芸
レグラスフラットF-250SH/Bを置くための水槽台を製作したいと思います。

水槽台と言ってもしっかりした台ではなく、現在置いている
60cm水槽台に板を取り付け、その上に25cm水槽を置くことにします。

25cm水槽台を作るシミュレーション

今は手で持っていますが上の写真のような感じで取り付けを
行いたいと思います。では取り付けた製作風景をご覧ください。

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板をのこぎりでカット

購入してきた板は300×300×厚さ13mmの板です。
桐の板を焼いた感じの濃い茶色の板。ほんとは黒が
よかったのですが、いい板がなくてこれにしました。

25cm水槽を置き寸法を決める プラス10cm大きく板を切る

水槽のサイズが幅25cm×奥行き16cmなので少々大きい板です。
水槽を一度乗せてみて、ある程度の大きさにカットしようと思います。

水槽が梱包されていた段ボールごと乗せて、奥行きプラス10cmほど
大きめに切ることにしますので、板のサイズとしては幅30cm×奥行き26cm
程度になる予定です。

今は考えていないですが、後々CO2の添加などを行うことになったら
キットを置くこともできるように、少し余裕を残しておきました。

25cm水槽台を作るシミュレーション

横幅は、60cmの水槽台の奥行きが30cmあり、60cm水槽台の側面に
この板を取り付けますので、30cmのままでカットせずに使用します。

板を切る準備

ではのこぎりを使ってカットします。最近はホームセンターで板を
購入するとカットを行ってくれるところありますので、寸法が
分かっていれば、ホームセンターでカットしてもらったほうが
綺麗に仕上がりますよね。私は寸法が分からなかったので、のこぎりで!

細い木を2本切る

こちらが板をカットした写真になります。
2本細い板がカットされていますが、一本は支えに、一本は使いません。

板をカットするとき、最初に使用する細い板をカットしました。
大きさは、幅30cm×奥行き1.5cmでカットしています。

先に使用する細い板をカットしたのは、焼いた処理をしている板なので
カットした面は当然、木の色(生木の色)です。使用する個所に木の色が
出てくると少し不細工ですので、この焼いた処理をしている面をうまく
使うため板の端をカットして使用るようにすれば、焼いた処理の部分を
使用でき、木の色が出ずに使用できるからです。

60cm水槽台の取り付け位置段差 60cm水槽台の取り付け位置段差

この細い板はどこで使用するかと言いますと、上の写真の部分
60cmの水槽台の天板に補強用の板として使用します。

大きさを幅30cm×奥行き1.5cmにカットしたのは、60cm水槽台の
天板の厚みが1.5cmでしたので、この寸法に合わせカットしています。

板の端から奥行き1.5cmでカットした後は、大きい板の奥行きが26cmに
なるようもう一度カットし、出てきたのが使用しないもう一本の細い木です。

これで材料の用意はできましたので、組み立てを行っていきたいと思います。

細い木、補強板の取り付け

先ほど板の端から最初にカットし用意した、30cm×1.5cmの細い木を
水槽を乗せる板に取り付けていきます。

細い木(補強板)の取り付け 細い木(補強板)の取り付け

まずは仮止めとして、木工用ボンドで板の端に接着します。
仮止めですので、木工用ボンドは細い線でいいと思います。

60cm水槽台の取り付け位置段差

そして木工用ボンドを細い木に流しましたら、水槽台で現行合わせをします。

なぜ水槽台で現行合わせをするかと言いますと、25cm水槽台を取り付ける
60cm水槽台の天板と側板の部分には、上の写真のように段があるためです。

完成した25cm水槽台を60cm水槽台へ取り付ける位置 25cm水槽台を段差にもぐりこませる

25cm水槽台にする板をこの段の奥、側板にピッタリくっつけたいので
60cm水槽台まで接着する板を持って行き、現行合わせを行いました。

細い木を25cm水槽台に取り付ける

現行合わせを行った段差の差は上の写真のように3mmぐらいありました。
木工用ボンドはすでに流してあるので、1時間もすればある程度ボンドも乾き
動かなくなっていると思いす。

取り付けは細いビスで 25cm水槽台へ細い木を取り付けビス5ヶ所

ボンドもある程度乾きましたら、水槽台の板と細い木をビス止めします。
細い木にあまり太いビスを打ちこむと、割れてしまう可能性がありますので
細いビスを使用しました。

5ヶ所ほどビスで止めれば大丈夫だと思います。
水槽台の板と細い木(補強板)の取り付けはこれで完成です。

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25cm水槽台を60cm水槽台に取り付け

ではいよいよ上記の細い木(補強板)を取り付けた水槽台を60cm水槽台に取り付けます。
先ほど接着した時の木工用ボンドは乾ききらなくても、時間が経てば勝手に
乾きますので作業を続行します。

完成した25cm水槽台を60cm水槽台へ取り付け

出来あがった25cm水槽台(板)を60cm水槽台に取り付けます。
先ほどの細い木にビスを打ちこみ、60cm水槽台の天板にビス止めします。
ビスを打ちこむ時は、おおよそ60cm水槽台の天板の厚み真中ぐらいに
ビスが通るように位置を決め、打ち込んでいきます。

25cm水槽台左右の位置決め

天板に25cm水槽台を取り付ける左右の位置ですが、上の写真の赤丸部分に
注意しました。

ここは60cm水槽台の扉が開閉する板ですので、端まで目一杯寄せてしまうと
扉が開かなくなります。

25cm水槽台左右の位置決め

取り付ける際は、扉を開け閉めしながらちゃんと扉の開閉が可能かどうか
確認しながら左右の位置を決めます。

25cm水槽台を仮止め左右のビス

この場所も最終的にビスを5ヶ所ぐらい打ち込みたいのですが
とりあえず左右1本ずつ、仮止めのような形で止めています。

仮止めした25cm水槽台を水平器で測る

そして水平器を使って、一度水平を見てみます。
60cm水槽台の天板と側板の段差に合わせて水槽台を作りましたので
段差のところを基準に取り付けを行うと、ほぼ水平にはなると思います。

私の場合、水平器を見ると少し前が上がっているような感じです。
多分板を切った時の切り口が、ガタガタしているのでしょう。
ホームセンターなどで切ってもらうと真直ぐな切り口になると思うので
ほぼ水平になると思いますが、手作業なので仕方がない!

しかし、これでいいような気がします。
なぜなら、この水槽台(板)はこのあと下からの支えも行いますが
水槽を置く面は1枚の板。それもそこまで分厚い板ではありません。
絶対に水槽を置いて底砂入れて水を張ると、重みで前が下がると思います。
前が上がっているぐらいのほうが水槽を置いたとき、ちょうどいい感じに
なるのではないかと思います。

ある程度25cm水槽台の水平が確認できましたら、細い木と60cm水槽台の天板に
対して、左右のビス以外にあと3本位ビス止めしていきます。

L型棚受け L型棚受けブロンズ色

そして、上の写真のようなL型の棚受けを使用し下からも支えます。
このL型棚受けはホームセンターで購入してきました。
昔からあるポピュラーな棚受けです。ブロンズ色に塗られた棚受けが
ありましたので、黒の水槽台に付けても違和感のないこの色にしました。
サイズは20×25cmで、本体耐荷重45kgの棚受けです。

L型棚受けを25cm水槽台下から合わせる

先ほど水平器で板の水平を見ると、いい感じに前が上がっていましたので
この棚受けをコンとあて、細工なしに取り付けを行います。

L型棚受けを取り付ける L型棚受けを左右に取り付ける

25cm水槽台は60cm水槽台に取り付けたまま、L型棚受けを取り付けていきます。
L型棚受けは60cm水槽台の側板側から取り付けたほうがいいのか?
25cm水槽台側から取り付けたほうがいいのか?順序は分かりませんが
25cm水槽台にコンとあてた状態で取り付けるなら、60cm水槽台の側板側から
ビス止めをしていきました。

右側、左側の両方の棚受けを60cm水槽台側板に取り付けましたら
25cm水槽台の板にも棚受けのビス止めを行います。

L型棚受け取り付け後水平器で確認

両方のL型棚受けが取り付きましたら、もう一度水平器を置いてみます。
先ほどよりも少し前側が上がったようにも思いますが、まずまず許容範囲内でしょう。

仮に水槽を置いてみます。

これで一応完成となりましたので仮に水槽を置いてみます。

25cm水槽台完成空の水槽を置いてみる前から見る

25cm水槽を置いて前から見た写真です。問題なくできていると思います。

25cm水槽台完成空の水槽を置いてみる横から見る

こちらは25cm水槽を置いて横から見た写真です。
奥行きもある程度余裕もあり、いい感じの配置になりそうな感じです。

水槽を置いてもう一度水平器で確認

最後にもう一度水平器を置いて水平を見てみると、25cm水槽を置いただけで
少し前が下がりました。まだもう少し前が上がり気味ですが、まだ底砂と
水を張っていきますので、もう少し下がってくれるでしょう。

失敗と言うほどの事でもないけれど

これで25cm水槽台を60cm水槽台に取り付ける作業は終わりました。
あとは25cm水槽の水を張って、レイアウトを行っていきますが
今回の桐板でちょっと選択ミスをしたなぁ~と思ったことがありました。

水槽用マットを敷く

この桐の板の場合、生木に焼き目を付けて加工してある板でしたが
生木そのものの風合いのためか、木がデコボコしています。

その上にまっ平らのガラス水槽を置くと、ガタガタはしないのですが
すべりがいい!表現がおかしいですが、デコボコの上に平らなものが
乗るので、ちょっと滑る感じがします。

水槽に付属していた水槽用マットがあったので、これを使用して
滑りを止めることが出来ましたが、板そのものに水槽を置くのは
やめておいたほうがいいかもしれませんね。

水槽に当ったりすることがなければ、滑り落ちることなどは
ありませんが、水がたくさん入っている水槽ですので、出来る限り
万全の態勢でアクアライフを楽しみたいですもんね!

どんな時も水槽用マットがあれば必ず敷いたほうがいいかも!?ですね。

この水槽台(板)の取り付けは既存の水槽台に穴を開け、キズを
つけることになりますし、あまり重たい水槽は乗せられないのが難点です。
もし、このような水槽台を取り付ける方がいらっしゃったら、水槽の
重量をよく考えてから取り付けを行ってくださいね。

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